MARTINELLI CHARDONNAY CHARLES RANCH 2007 2007 |
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イタリア移民のジョゼッペ&ルイザのマルティネリ夫妻がソノマに移り住み、1887年にスタートを切ったのがマルティネリの歴史の始まりでした。1899年に2人はわずか3エーカーばかりの畑にジンファンデルを植えます。その畑は傾斜60度という急勾配で人手による農作業は困難を極め、「こんな場所はロバ(ジャッカス)くらいしか耕せない。」と皮肉を込めて表現されました。それこそが100年たった現在、全米ジンファンデル史上パーカー最高スコア【RP97点】を3度も獲得するマルティネリ究極のジンを生み出すヒルサイド・ヴィンヤード 『ジャッカス・ヒル』 まさにその畑でした。現在では、その名声を得るはジンファンデルにとどまらず、ピノ、シャルドネとなんと3品種においてパーカー氏より最高評価【★★★★★】傑出生産者として評価され、この3品種による5★評価同時獲得は全米約2,000とも言われる造り手の中でも “マルティネッリが唯一” の存在。さらにそれ以外にもシラー(RP97点)、マスカット(RP92点)、ゲヴェルツ(RP90点)、ソーヴィニョン・ブラン(W&S93点)と弱点知らずの品質を誇ります。一方でワイナリーとしてのみならず、指折りのプロデューサーらを顧客に抱える「葡萄栽培家」としても絶大な信頼を寄せられるトップ・グロウワーでもあります。1993年より築かれるヘレン・ターリーとの関係は今も続いており、現在ターリー女史が携わる造り手の中でも最もお手ごろ価格にて入手可能である作品とも呼ばれます。彼女自身が有する 『マーカッサン』 の価格上昇著しい中で、その数分の一の価格で手に入れられることから 『プチ・マーカッシン』 とも揶揄され、パーカー氏も「マーカッシンのピノやシャルドネの入手が困難な方は、マルティネッリを確保してほしい。」と述べています。マルティネリにおける「値上げと増産」を拒否したスタイルは世界的に評価されており、人気は高まるばかり。そのため需要は増える一方ですが、前述のように供給量は増えませんから年々入手が困難になっています。それを証明するように日本への輸入量も毎年のように削られており、高い評価、抑えられた価格とは裏腹に、日本ではなかなかお目にかかれぬ歯がゆい銘柄でもあります。そのような事情から、マルティネッリでは現在 “約30種” にもなる多彩なラインナップを抱えていますが、日本にやってくるのはそのうち僅か数点。銘柄を取捨選択できるほどの余裕も無い1/10程度。そして割当量も、現状維持か減る一方です。元々ソノマで最も大きい牧草地だったチャールズ・ランチ。現当主リーJr・マルティネリの祖父であるジョージ・チャールズ氏により今から約130年も前に購入された土地で、彼の名にちなんで命名されました。最盛期には2000頭もの羊が放牧されていましたが、それらを段階的に廃止し、1980年頃から葡萄が植樹されるようになりました。太平洋から2マイルほど内陸にあり、ブルゴーニュ系品種に最適な環境が揃うこの畑にて、リーJr・マルティネリ氏とヘレン・ターリー女史自らの選定眼により収穫葡萄を選別。おめがねにかなったものだけを手摘み収穫し、天然酵母とマロラクティック製法を用い、新樽比率65%にもなるフレンチ・オークにて11ヶ月の樽熟成。その後、無ろ過無清澄にて瓶詰めされます。微々たる数量のためテイスティングに至っておりませんので、パーカー氏のコメントを拝借すれば「若干酸が高めの側面があり、同様に、より砕石や白スグリ、マルメロやレモン、ネクタリンの個性を持つ。パイナップルのタッチもまた、フルボディーのシャルドネに印象深く与えらた複雑さを演出している。」とのこと。 | |
生産国 | アメリカ |
生産者 | マルティネッリ |
生産年 | 2007年 |
セパージュ | シャルドネ |
種類 | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
スタイル | 辛口 |
マルティネッリ チャールズ・ランチ シャルドネ 2007
¥14,040 (税込) ※会員は特別価格にてご提供中 ¥10,109 (税込)
在庫9個
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説明
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