Chateau La Fleur Petrus 1970※状態:トップショルダー |
|
右岸の中でもNo.1と呼び声が高いペトリュスと、ペトリュスに迫るNo.2のラ・フルールの間に位置することから命名されたシャトーです。よく、その名前からペトリュスのセカンドとしと間違われることがありますが、全く別のシャトーです。オーナーであるジャン・ピエール・ムエックス社はボルドー地方河畔のリブヌール市に1937年に設立されました。右岸および北側のポムロール、サンテミリオン、カノン・フロンサック、フロンサックの赤ワインのみを専門的に取扱っています。畑錚々たるシャトーに囲まれながらも、このシャトーの名声が薄れないのは、スタッフの手によって絹のような滑らかさと、柔らかなテクスチュアを持つ豊かなワイン造りを続けているからといえます。複雑さとパワーはペトリュス、複雑さとエレガンスさはラ・フルールと称されるほど見事に2つの畑の長所を引きだしたワインといえます。ブドウ畑は冬の凍結でほぼ壊滅状態になった1956年後、全面的に植替えとなりましたが、しなやかでなめらかな舌触りとエレガントさの為、高く評価をされています。砂利だけでできている最上のポムロールとまで称されるまでにもなりました。凝縮感のあるガーネット色に、熟成のニュアンスを感じることができるグラデーションが見られます。ラズベリーやキルシュ、紅茶やお花のような上品な香りが包み込み、口に含むと果実の凝縮感とパワフルなアタックを感じられます。そして、滑らかなタンニンとしなやかな酸はスッと溶け込んでいきます。
1970年ヴィンテージのボルドー地方は、質・量共に十分優れた年になりましたが、特にポムロールとグラーヴは非常に評価が高く、長期熟成に向いた上質なワインが多くできた年です。 |
|
生産国 | フランス |
地域 | ボルドー |
生産者 | シャトー・ラ・フルール・ペトリュス ポムロール |
生産年 | 1970年 |
セパージュ | メルロ85% カベルネ・フラン15% |
種類 | 赤ワイン |
内容量 | 750ml |
スタイル | フル・ボディ |
レビュー
レビューはまだありません。